海外の家庭料理は”冷凍食品””外食のみ””火を使わない”・・などとにかく適当であるということは一度は聞いたことございませんか??
そう、やっぱり海外と比較して、日本人の場合は「外食ばかりだと後ろめたさを感じる」「自炊・手作り料理が大切」といった”食”に対しての拘りが強いんではないかと思ったので海外の食事事情との比較について紹介します。
やっぱり調べれば調べるほど、日本人は思っている以上に料理を頑張りすぎています!!
では海外と日本の食事に対する価値観の違いについて解説していきます。
・日本の家庭料理は難易度が高く「手作り・一汁三菜」という固定概念に縛られている。
・他国は3食外食or火を使わない料理が主流。
・”食”をシンプル化する。自炊から解放されてストレスフリーに。
日本人は料理しすぎ。「手作り・一汁三菜」に囚われている。
日本人の場合、母親が早起きして料理を作るのが当たり前の光景だったという人が圧倒的に多いのです。
また、それ以外にもテレビや雑誌・ネットなどで様々なレシピを載せていますよね。これは明らかに「自炊・手作り料理」を促しているんです。なので日本人は余計に「料理をしないといけない」と思いこんでいるのです。
- 様々な料理本が出版されている。
- 料理番組が多い
- タレントでも料理が上手いのがもてはやされる。
- キャラ弁がもてはやされる。
メディアからの洗脳や、母親が早起きして料理を作るのを見て育つと、自分もそうしなくちゃいけないと思うのも致し方無いですよね。
海外の日常の家庭料理は適当だった!?
以下はアメリカの一例ですが、フランスやドイツもシンガポールも台湾なども似たような感じでした。実際、家庭料理を頑張りすぎているのは日本と韓国だけのような印象。日本人に生まれて留学経験もないと、女性が料理上手ではなくてはいけない!って思い込んでしまいますよね!
主婦のだいたいの悩みはアメリカに住むと解決される☝️
弁当→パンにジャムとピーナツバターをぬって挟むだけ
ご飯→肉焼いて、切られてる野菜を買って皿に乗せるだけ。もしくはピザ買う。
来客→BBQ。BBQは男性の担当
子供→週1ベビーシッター頼んで夫婦でデート
家事→旦那も一緒にやる
— Megumi🐱テキサス (@MeginHawaii) June 4, 2018
↑のアメリカの例と比較すると日本では、一人暮らしの方ですらもっとちゃんと自炊している方が多いと思いますね。
以下はフランス人の例↓↓↓
パリの女性「平日は自宅で料理しないわよ」
たとえば――。去年フランスにロケに行かせていただいたときに撮った、パリのあるご家庭の朝食です。バゲットにバターとジャム塗っただけ。これが典型的なパリの朝食。ほとんどのご家庭がこんな感じです。
パリのあるご家庭の朝食 子どもにいたってはシリアルで済ませるケースが多いです。昼も夜もデリのお惣菜など、いわば「並べるだけのごはん」。むしろ「平日は自宅で料理をしないわよ」と宣言されている方が多く、これはかなり衝撃でした。
要するにいうと、海外では普段の家庭料理に対してハイスペックを求めないんですよね。そりゃ週に1度か2度は豪華な料理を作る、各家庭に伝わる料理を作るみたいですがあくまで普段の日常料理は適当なんです。
多分、食育なのか、国による政策なのか、伝統なのか・・・原因はたくさんあると思いますが、とにかく日本人が家庭料理に求めるレベルが高すぎるのです。
簡単!!って書いてある料理本も世界的に見ると難易度が高すぎる!!
海外の基準からすると日本でいう”簡単な料理”は簡単ではないのです。たくさんの食材を使って、調味料も何種類も使っているのってやっぱり普通ではありません。
例えば、人気のフォロワー12万人の寿木けいさんの料理本「レシピとよぶほどではないわたしのごちそう」のレシピですが、かなりの時間と手間と食材が当たり前のように記載されております。それでも日本人は簡単というだから、どれだけ毎日大変な思いをしているんだと考えさせられます。多分、外国のお母さんが見たら発狂するレベルですね・・・。
140字ごはんさんのレシピはテンポがいい。作り方がぜんぶ頭の中に入る。料理中濡れた手でページを見返す必要がないのが、こんなにラクで時短になるとは……。自分なりのアレンジを加えてみたり、料理上手な気分になれます。 #わたしのごちそう365 pic.twitter.com/41TEqmOVpg
— わたしのごちそう365 (@gochiso365) April 25, 2017
以下も寿木けいさんの例ですが、簡単に手間暇かけずにできるレシピでは到底ありません(笑)
【焼き茸の茶碗蒸し】昼はお寿司をテイクアウト。汁物くらいは作ろうと、卵2個+だし200cc(に醤油少々)のゆるめの茶碗蒸しを。椎茸としめじは網で焼いてから加える。換気扇を回したくないくらい良い香り。ほうれん草は蒸籠用の湯で茹でてから刻む。全ての具を入れて卵液を注ぎ、強火3分→弱火10分。 pic.twitter.com/ZtiyFQKOQx
— 寿木けい│新刊『土を編む日々』 (@140words_recipe) November 6, 2021
栄養が~!見た目が~!バランスが~!インスタ映えが~!・・・なんて普段の食事に求めないでもっと簡単に済ませてもいいと思います。ツイッターやwebを見て思ったのですが、こういった家庭料理を毎日推奨して支持されるというのが日本の恐いところだと思ってしまいました。
日本も手作り料理や一汁三菜に無理にこだわり続けることはないと思った!
アメリカ人もフランス人もドイツ人も、日本と比較して平均寿命が著しく短いわけでもございません。それよりも、「自炊をしないといけない」「一汁三菜」にこだわらなくてもいいと思えるようになるだけで気持ちにゆとりができるし、別のことに時間を使えるといった考えもできます。
なによりうれしいことは、外食続きでもレトルトや冷凍食品だらけでも後ろめたさを感じなくて済むのです。
日本の料理を海外流にしたらこんな感じ??
日本で海外風簡単食にするとしたら、
朝:菓子パンコーヒー昼:カップラーメンみかん1個夜:レトルトカレーこんな感じになるのかな
私なら毎日これでも全然かまわない
海外みたいな簡単な料理にしたらこんなに気持ちがラクになった!
あくまで私個人の場合ですが、複雑な家庭料理をしなくなってから気持ちにも余裕が出ました。料理好きな方には申し訳ないけれど、考え方によっては手作りにこだわらなくなると頭を別のところに使えるのです。
- 日々の献立・栄養など食事の悩みから解放された。
- 調理時間・洗い物が少ないので家事の時間が短くなる。
- 自炊・片付けといった労働から解放され余裕が出る。
- 自炊をしなくてはいけないといった脅迫概念から解放された。
日本人固有の価値観に従順だと、レシピ本、周りからの意見、栄養バランスを考えるべき、手作りすべき・・・などに縛られてしまうので、特に女性の場合は自炊を頑張らなくてはと思い込んでしまいますよね。
もちろん、料理や家事が好きな方にとっては今回の記事は遺憾に思うかもしれません。ただ、今回私が伝えたかったことは、もう少し日々の生活をラクにするためにも家事負担を減らしてみるということを提案した次第です。
私個人の感想ですが、今となっては自炊や複雑な家庭料理に費やす時間も手間ももったいないと思いました。しかも献立や食材や栄養バランスを考える時間も勿体ないし、自分で自炊するための手間も勿体ないと思いました。個人的には今後も家庭料理は週一程度が理想です笑