HSP・発達障害・アダルトチルドレン・精神障害・・・など、薬物療法を受けていても心が苦しくて生きづらさを抱えている方には、カウンセリングがとても効果的ですが、一歩間違えると余計疲弊してしまったり、お金の無駄になったりします。
また、腕のいいカウンセラーでも人間同士なのでもちろん相性もあるため、必ずしも効果がでるということは言い切れません。
例えば、せっかくカウンセリングに通ったけど、効果がなかったといったツイートもよく見かけます。できればこういった事態に陥ってほしくないし、信頼できるカウンセラーに巡り合ってほしいと思います。
いっそのこと、精神崩壊しちゃった方が楽だなーと思ったり…でも子供がいるからギリギリで保っちゃうんですよね…たまには思いっきり泣きたいものです。カウンセリングも過去何回かしたのですが効果なし。やはり、最後はお薬頼みですかね…普通だった頃に戻りたいです
— かぴななちゃん (@iYtSPlLdJhQzn7O) March 10, 2022
以前は通院していましたが、残念ながら私にとっては投薬もカウンセリングも効果なしでした。ドーパミンとセロトニンを自力で出す方法は知っているのでなんかしてみます。実は私も同業種なのです(;^ω^)。恥ずかしいので言いたくなかったのですが。専門家がアル中になってどうするんだと・・・
— saya (@sayonara_sake) January 5, 2022
カウンセリング効果なしなので、私はすぐ行かなくなった((
もう毎日自分偉いって思って生きるんだよ!— えび(固ツイ (@shrimp_green) April 20, 2022
なので、今回はカウンセリングを受けても効果がないケースと、避けたいカウンセラーの特徴について説明します。
カウンセリングを受けても効果がないケース
カウンセリングを受けても意味がなかった、生きづらさは結局変わらなかったといったことも多いと思われます。
カウンセラー自身に力量や経験があり、しかも患者との相性が合致すれば生きづらさや抱えてきた悩みも軽減されたり、人生も変化することからカウンセリングの効果はとても大きいので、自分に合ったカウンセラーを選ぶことが必須になります。
自分に合致したカウンセラーに当たるまで時間やお金の労力を最小限に抑えるためにも以下の項目には注意をしましょう。
1.カウンセラーの力量不足の場合
カウンセリングを受けても効果がないケースの大部分はカウンセラーの力量不足が上げられます。知識、経験、接し方、アドバイス・・・などが欠けていると、限られた時間では効果を得ることができません。
お金・時間を割いたにも関わらず、以下のようになってしまうことも残念ながらございます。
- カウンセラーに辛いことを話せない
- カウンセラーのアドバイスが普遍的なものであったため、自分には効果がなかった
- 上から目線・威圧感を感じてしまい、恐くなった。
カウンセラーの力量が今一つであると、自分の辛いことを話すのが難しくなるだけでなく、アドバイス自体もいまいちに聞こえるかもしれません。
それでも相性がよかったり、自分の悩みに共感してくれて、適切な助言があるのであれば長い目で見て通うのもアリです。
最近では、サイトやブログで自分の意見などを公開しているカウンセラーも多いので、自分に合っているか、力量はどのくらいかなども以前と比較して分かりやすくはなってきていると思われますので自分でよく精査してみてくださいね。
2.カウンセラーを信用できない場合
第一印象で相性が悪かったり信用できないカウンセラーに当たってしまった場合は、カウンセラーに懐疑的になってしまい、自分自身の悩みや辛いことや生きづらさなどを吐き出すことができません。
そのため、カウンセラーを信用できない場合は、信頼関係も築けないしアドバイスも懐疑的になってしまうため、通い続けても結局無駄になってしまう場合が多いです。
有名なカウンセラーだからと言って必ずしも自分と相性がよくて信頼関係を築けるとは限らないですよ!
人間同士なので相性は当たり前なのでショックを受けなくてもいいのです。自分に合ったカウンセラーを検索したり、自助会などで情報交換してみてください。
3.カウンセラーとの相性が悪い場合
カウンセラーと相性が悪くて話が噛み合わない場合などもあります。
人間同士なので当然カウンセラーとの相性がいい・悪いもカウンセリングの良し悪しに影響してきますが、相性が悪くてもカウンセラーを信用できる場合はカウンセリングの効果を発揮する場合もあります。
カウンセラーとの相性よりも、目的は生きづらさや悩みが解決されたり、思考の変化により人生が充実していくことが大切です。
相性が悪くても、考え方が変わったり、気持ちが楽になったなど効果が感じられる場合はよくなるまで通ってみることもおすすめしてます。
4.自分の思考を頑なに変えたくない場合
自分自身の生きづらさや悩みを解決したり、日常生活を少しでも安心して過ごしたいという方が多いと思いますが、やっぱり自分にはできない、そんな上手くいくはずがない・・・なんて思って頑なに自分の世界に閉じこもってしまう場合は、どのカウンセラーに通っても症状が改善されない可能性があります。
自分の意志や価値観を貫くことも大切なことですが、生きづらい、現状が辛いのであれば新しい考え方や価値観を取り入れていくことも必要になるし、自分自身が変わる必要もあります。
避けたいカウンセラーの特徴
メンタルカウンセリングに行くときに注意しておきたいことは、事前にカウンセラーのブログ、サイトを確認することが重要です。
サイトなどを通じて把握できる情報は一握りだとしても、事前にある程度調べていくことで、見当違いのカウンセラーに当たる確率は低くなります。
では、できれば避けたいカウンセラーの特徴についてお話します。
1.全体的に力量不足で適切なアドバイスができない
力量不足なカウンセラーの場合、いきなり結論を言い無理やり解決させようとしてしまう、相手の信頼関係の構築が下手なので悩みの本質を引き出せない、アドバイスの内容もありふれた内容だったなど、高いお金を払ったけれどコストパフォーマンスに合わない場合もあります。
カウンセラーが力量不足かどうかは実際に話してみないと分からない部分が多いので、実際はサイトと違ったということもあるかもしれません。
また、カウンセラー自身もその場で言葉ですべてを伝えることが上手くいかない場合もあります。サイトなどを見て信用できるカウンセラーの場合は、質問や悩みを口頭でいいから伝えることで、次に会うときまでに詳細な回答を用意していただける場合もあります。
しかしながら、明らかな力量不足の場合は、時間やお金の無駄になる場合がほとんどであるため別のカウンセラーを探したほうが得です。
2.辛い記憶をあぶりだすことだけに専念して解決方法を教えてくれない
トラウマ・フラッシュバックなどで悩んでいる方にとっては、過去を何度も思い出させることが逆効果になる場合も多々あります。カウンセリングに行った後の疲れが半端ないという方もいらっしゃいますが、過去のトラウマを再体験して過去の自分にばかり注目することが合わない方も多くいらっしゃいます。
その方に合った方法を適切にアドバイスしたり、不安やトラウマを解消することが目的なのであまりにも指導方針が合わないカウンセラーに通い続けるのもおすすめしません。
3.カウンセリング終了後にとにかく疲れたり、うつ症状に陥ってしまう。
カウンセリング内容によっては、辛い感情を吐き出すことによって一時的に疲れたりうつ状態になってしまう場合もありますが、毎回そういった症状になってしまうのは問題があります。
自分自身が不安や生きづらさを解消させるためにカウンセリングに通っているのに、カウンセリング後に疲れてしまうのは指導内容やアドバイスが自分に合っていない可能性があるからです。
カウンセラーにその旨を伝えても改善されない場合は、別のカウンセラーを探すほうがいいと思われます。
4.無駄な時間を消費する、時間を引き伸ばししてくる。
カウンセリング内容に効果が感じられないと無駄な時間を消費したように感じてしまうこともあります。
また、カウンセラーによっては高額な延長料金を請求されたりなどのトラブルもありますので腑に落ちない場合はその旨をはっきり言うことが大切です。
ですが、あからさまに無駄な時間を消費しようとするカウンセラーは信用しないでくださいね。
効果が感じられないから、時間を消費したように思えるのです。効果があれば無駄な時間を消費されたなんて思いません。
6.こちらの意見を否定したり、高圧的な態度をとる。
こちらの意見を否定してくるカウンセラーも実在するようです。確かに、メンタルが病んでいる、助けを求めたい人の中には、今まで育ってきた環境上の問題で認識に歪みがある方も多いのですが、そのことで意見を否定してきたりアドバイスと言って無理やり考えを押し付けてくるカウンセラーもいらっしゃいます。
アドバイス内容が間違っていなくても、気分が悪くなったりカウンセリング終了後に辛い気持ちになることが続くのであれば、要注意です。
目的は自分自身の悩みが解決されて前向きに考えられるようになるために必要なカウンセリングであり、悲しい思いをしてまですがってはいけません。
自分に合ったカウンセラーを見つけるためには
メンタルヘルス問題は奥が深く、薬物療法だけで改善されない、頼る人がいない、どうしても辛い場合は、カウンセラーに頼ることも大切です。しかしながら、カウンセラーも人間であるしあなたと同じようなバックグラウンドを経験してきたわけではないため、自分が求める効果が期待できない場合もあります。
自分に合ったカウンセラーを選ぶためには、カウンセラーのプロフィールやブログ・動画などでしっかり下調べをすることでカウンセラーの得意分野や意見などが事前に把握できますし、最近では、カウンセラー自身がツイッター、ブログ、動画などで自分の意見を発信していますよね。
情報を活用していくことで見当外れなカウンセラーに当たることも以前より少ないかと思われます。
実際にお話ししてみて違和感があったらそれも素直に伝えることも必要です。受け身になるだけではなく自分の意見や合わないことなども伝えていくことも必要です。
どうしても遠慮しがちになってしまうのですが、自分の意見を伝えることでカウンセラーとの信頼関係の構築が早くできますし、嫌がるカウンセラーであればその程度ということで見切りもつけられると思います。